渡辺恒夫 編著
共著者
外山紀子/改田明子/須藤 智/稲本俊輝/北島歩美/大村 壮/中村 真/小久保秀之
税込価格:2300円+税
ISBN978-4-8429-1429-9
A5判
/
並製
/
228頁
/
2007年 4月発行
科学としての心理学は、主観的な感覚経験の世界に探りを入れ、測定し、数量的に表現することによって科学的研究の対象とすることに成功した心理測定法に始まる。従来の章立てに加えて、この心理測定と進化心理学をいれ、単なる心理学の入門書・教養書にとどまらない、理工系の人の基礎専門としても役立つ内容となっている。心の目を通してしか世界を見ることができない現実──心や人間性を置き去りにして拡大発達してきた科学技術文明の未来の担い手達がこのことを自覚するのに役立ててほしいとの願いも込められた内容。
目次
序:心理学とは何か
第1章:感覚と知覚
第2章:学習と思考
第3章:認知心理学
第4章:性格と知能
第5章:心の健康と援助
第6章:精神の生涯発達
第7章:社会心理学
第8章:進化心理学─心理学の最前線
第9章:心理測定・心理統計