地方議会は誰のために存在しているのか。これに対する答えは「住民のため」とただ1つでなければならないが、決してそのように受け止められていない実態があろう。2006年以降に地方議会は自主的な改革にとりかかってきた。この潮流を第一次議会改革と捉えるが、これらの改革にも自治体間の格差が生じている。地方議会の活性化のため、本書はこの第一次地方議会改革の検証を行い、その結果を踏まえ、これからの第二次議会改革の改革方針を示すことを目的とする
目次
序章:なぜ議会改革を始めるのか
第1章:改革の進め方と組織形態
第2章:議会への住民参加
第3章:議会の透明性
第4章:議会の定数と報酬
第5章:議会の討議機能
第6章:議会の立法機能
第7章:町田市議会の取り組み
終章:議会の機能強化に向けて
参考文献