家族と子育ての社会学

石井秀夫 著
本体価格:2000円
ISBN978-4-8429-1447-3
A5判 / 上製 / 228頁 / 2008年 4月発行



家族は、われわれがこの世に生をうけて初めて出会う集団であり、社会である。家族の中で生まれ、育ち、成熟していく人間の姿を、対人関係に焦点を当てながら論じる。個人主義に代表される欧米思想の限界を確定し、伝統的な日本文化の中で育まれた現実に合致した理論を構築。

目次


第1章:家族とは何か
第2章:伝統文化としての「家」
第3章:核家族化する現代社会
第4章:現代社会における子どもの養育
第5章:アイデンティティの形成
第6章:人間の成熟
第7章:アイデンティティ拡散
第8章:コミュニケーションと人間形成
第9章:個人と社会