近年、食に関する人々の関心は高く、多くの情報の中には誇大表現や虚偽の情報まで混入している。そうした中にあって、正しい情報を判断する基礎知識の一つとして食品学がある。本書は管理栄養士・栄養士養成に対応し、大学教育における高度な専門的知識や技術習得の一助になるよう構成されている。食品学を学ぶ楽しさを実感し、食と健康の関係が正しく理解されることを主眼に編む。食事摂取基準2015年版、食品標準成分表2015年版(七訂)に対応し改訂
目次
第1章:食品と食生活
第2章:食品
第3章:食品成分表の利用方法
第4章:食品の成分―食品はどのような成分からできているか
第5章:食品成分の変化
第6章:食品の機能
第7章:食品の物性―食品のおいしさを評価
第8章:食品のおいしさの総合評価―官能評価
日本人の食事摂取基準
索引・重要語句解説