社会福祉の見方・考え方

吉田明弘 著
本体価格:2200円
ISBN978-4-8429-1725-2
4/6判 / 上製 / 176頁 / 2018-04発行

社会福祉の解説を行いつつ、現実社会に生起する社会福祉課題の見方・考え方を示唆。自己の社会福祉観の形成に役立つ一書



憲法に明記されている健康で文化的な生活を営む権利、国の交戦権の放棄、国民の平和的生存権は、戦後日本の起点となっている。その実現のために採られた政策の要が「福祉国家」の建設であり、これは国民生活の安定を公助によって行い、そのうえで自助や共助を位置づけるものである。自助や共助をまず求めたり、福祉に市場を活用するような政策とは対照的なものであろう。社会福祉の解説を行いつつ、現実社会に生起する社会福祉課題の見方・考え方を示唆する本書を読み、自己の社会福祉観の形成に役立ててほしい

目次


第1章:社会的養護の理念と原理
第2章:社会的養護の体系と制度
第3章:社会的養護の歴史的展開
第4章:現代家族問題と社会的養護
第5章:各施設種別における社会的養護内容
第6章:社会的養護の実践方法
第7章:社会的養護を支える専門職と新しい仕組み(第三者評価)
第8章:社会的養護を巡る諸課題