心理学の基礎的知識として知っておいてほしい内容項目を踏まえながら、日常生活の身近な経験を振り返ることのできる、人間の心や人間関係のあり方をテーマとした章構成としている。心理学の知識や理論を学ぶことによって、それらの内容が自らの生活や人生経験とどう結びつくのかを主眼に置く。具体的事例を通して心理学的観点を獲得できるようにアクティブラーニングの手法を使う。執筆者は臨床現場の第一線で活躍しており、肌で感じてきた臨床感覚が取り入れられた内容となっている
『経験と理論をつなぐ心理学』第1刷修正表
場所 | 誤 | 正 |
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52頁見出しより1行目 53頁10行目/図3-16 | ロールシャッハー | ロールシャッハ |
85頁下から3行目 | (4) 認知行動療法 | 3)認知行動療法(道具的条件づけの一療法とは異なる) |
96頁、表6-6 | 左セル:内向 右セル:外向 | 左セル:外向 右セル:内向 |
場所 | 変更前 | 変更後 |
114頁 アクティブラーニング演習 | あなた自身は、父親、母親や兄弟姉妹とどのような関係を持っているだろうか。 | 家族との関係について考えてみよう。 1.幼い頃と今とでは、親との関係はどのように変化したか。 2.兄弟姉妹との関係はあなたにどのような影響を与えたか。一人っ子である場合は、兄弟姉妹がいないことが自分のどのような特徴や傾向に結びついているか。 |
目次
第1章:心理学とは何か
第2章:「私」とは何か―心の深層から見える「私」
第3章:ものの見方・捉え方における心(感覚と知覚)
第4章:人を行動に駆り立てるもの(感情)
第5章:経験を通して学ぶ(学習)
第6章:その人らしさとは何か
第7章:家族関係の心理
第8章:男女関係の心理
第9章:個人と集団の心理
第10章:夢見のメッセージ(深層心理)
第11章:心の健康とストレス
第12章:心のトラブルを理解する
第13章:心の癒しについて考える
用語解説