松村 格 著
税込価格:3500円+税
ISBN978-4-8429-1375-9
A5判
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上製
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388頁
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2005年 1月発行
要点ごとに通説・判例を中心に叙述を進め、刑法総論の基本的な骨組みを浮き彫りにし、読者の理解に資するよう工夫された書。法学の中でもとりわけ刑法学の世界では取り入れられていない、社会システム理論に基づいた刑法的見解を貫いた記述をしている点、本書の新味が活かされている。
目次
第1編: 刑法の基礎
第1章:刑法(学)システム
第2章:刑法思想史
第3章:刑罰について
第4章:刑法の原理・原則
第5章:刑法の法源と効力範囲
第2編:犯罪論
第1章:犯罪の意義と犯罪論体系
第2章:構成要件論
第3章:構成要件該当性
第4章:違法性論
第5章:違法性阻却事由
第6章:責任論
第7章:責任阻却事由
第8章:未遂犯論
第9章:共犯論
第3編:罪数と刑罰
第1章:罪数論
第2章:刑罰と保安処分